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今年の漢字

早いもので、12月になりました。コロナ禍で、様々なことが変わってしまった1年でしたね。今年を振り返ろうとすると暗い話題になってしまいがちですが、少しでも明るくなる手助けになればと思い、今回のコラムを書かせていただきます。

毎年、日本漢字能力検定協会が発表する【今年の漢字】があります。
清水寺の舞台で寺の貫主(住職)が書く、その年の世相を表す漢字のことです。全国から漢字を募集し、票数の多かったものが選ばれます。

昨年(2019年)は「令」でした。
令和が始まった1年であり、災害が多く、警報発「令」、避難命「令」が」出される1年だったからだそうです。

2020年の漢字発表は12月14日(月)に行われます。この記事を皆様が読まれる頃には、発表になっているかもしれません。インターネットで予想されているのは、「密」「渦」「病」「粛」など…どれも、あまり良いイメージの字ではないですね。


この【今年の漢字】、皆さんも、自分の1年を振り返るのに使ってみるのはいかがでしょうか。1文字の漢字に全てを込める。できればパソコンやスマートフォンに頼らず、自分の頭の中で考えてみてください。良い頭のトレーニングになります。そして1年を思い返してみると、自分の1年は悪いことばかりでもなかったな…と感じることもできるかもしれません。

それでも今年の漢字は、どうしても暗くなってしまう!という方は、来年をどんな年にするか、1文字で表現するのもいいですね。今から1文字を考えて、手帳や年賀状に書いてみるのもよいと思います。私は離れている仲間に「会」い、お喋りが好きなので「会」話を楽しめる1年にしたいと考えています。
皆様は、どんな1年にしたいですか?

最後に、おまけクイズです。
【今年の漢字】に関する1問です。

Question —
1995年から始まった【今年の漢字】
過去に3回も選ばれた1文字はなんでしょう?

こちらもすぐパソコンやスマートフォンで調べず、知恵を絞ってみてくださいね。

正解は『金』です。

2000年はシドニーオリンピックの金メダルや100歳の双子「きんさん」のご逝去。2012年はロンドンオリンピックの金メダルや金冠日食。2016年もリオオリンピックの金メダルや政治と金の問題、ピコ太郎の金色衣装が流行った年でした。こうしてみるとオリンピックの話が多いですね。

来年はどうなるのでしょうか。

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