腰痛になりにくい座り方
腰の痛みに悩んでいらっしゃる方はいませんか?
腰痛を感じた場合、皆さんはどのような対処をしますか?
- 痛みを落ち着かせるために安静にする
- 湿布を貼る
急に痛みが生じた場合などはこのような対処が良いと思います。
しかし、慢性的に腰痛を感じている人はどうすれば良いのでしょうか?
慢性的に腰痛を感じている人は過度に安静にするより、生活習慣を見直し、無理のない範囲で運動をしたほうが良いと言われています。
そこで、今回は腰痛になりにくい座り方についてお伝えさせていただきます。
皆さんは一日にどのくらい座っていますか?
デスクワークが中心の方であれば1日中座りっぱなし、立ったとしても書類を取りに行ってすぐに座る、そんな感じではないでしょうか?
長時間同じ姿勢を取り続けているとその姿勢で身体が固まってしまいます。
座っている姿勢はどうでしょうか?
悪い姿勢の例として、テレビを観ている時や本を読んでいる時に背中が丸くなり、頭が前に行っている姿勢が多く見られます。悪い姿勢(猫背の姿勢)では背骨が曲がって固まってしまいます。その状態が続いていると腹筋が縮こまり、背筋が伸ばされてしまいます。その結果、腰回りの筋肉のバランスが悪くなり腰痛になってしまいます。
一般的に良い姿勢とは、耳・肩・股関節が一直線上にあると良いと言われています。この姿勢では腹筋と背筋がバランスよく働き、背骨を中間位で保つことができます。座る姿勢はこの身体のラインを意識して座ってみましょう。
座る時間が長くなる場合は、深く腰をかけて耳・肩・股関節が一直線になることを意識して座ってみましょう
腰痛の原因は千差万別ですが、今回は座り方についてお伝えさせていただきました。