インフルエンザ
涼しくなり、木々の葉が色付いてくると話題になるのは「インフルエンザ」。
すでに学級閉鎖したところもあるようで、今年も流行しそうな勢いです。
以前インフルエンザについては書きましたが、今だから再度書かせていただきます。
インフルエンザは、主に次の3つのルートで伝播します。
- 患者の粘液が、他人の目や鼻や口から直接に入る経路
- 患者の咳、くしゃみ、つば吐き出しなどにより発生した飛沫を吸い込む経路
- ウイルスが付着した物や握手のような直接的な接触により手を通じ口からウイルスが侵入する経路
潜伏期間は1〜2日が通常ですが、最大7日まであります。
感染者が他人へウイルスを伝播させる時期は、発症の前日から症状が軽快してのちおよそ2日後までです。
感染を予防するために、日常生活ではまず体調を整えて抵抗力をつけ、 ウイルスに接触しないことが大切です。また、インフルエンザウイルスは湿度に非常に弱いので、加湿器などを使って室内を適度な湿度に保つことは有効な予防方法です。
<主な予防法>
1.栄養と休養を十分にとる
体力をつけ、抵抗力を高めることで感染しにくくなります。
2.適度な温度と湿度を保つ
ウイルスは低温、低湿を好み、空気が乾燥しているとウイルスが長時間空気中を漂います。加湿器などで室内を適度な湿度(50~60%)に保つようにしましょう。
3.外出後の手洗いとうがいを実施
手洗いは接触による感染を防ぎ、うがいは口の中を洗浄し、のどの乾燥を防ぎます。
4.人混みを避ける
病原体であるウイルスを寄せ付けないようにしましょう。
5.マスクを着用する
インフルエンザが流行してきたら、外出する際はマスクを着用しましょう。罹患した人には、咳やくしゃみの飛沫から他人への感染を防ぐ効果もあります。
インフルエンザの症状がでたら、早めに医師の診断を受けるようにしましょう。ウイルスがのどや鼻の粘膜に広がり高熱が出てしまうと、根本的な治療は間に合わなくなり、かえって長期間寝込むことになってしまう恐れがあります。
いろいろ調べていくと『水分』と言うキーワードがよく出てきます。
前回の認知症対策にも通じますが、やはり水分を摂ることが大切です。水分をちょこちょこと摂って喉を潤して、インフルエンザ予防と認知症予防。
もしかしたら「水」はすごいお薬なのかも知れませんね。