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介護にまつわる看護師ブログ

病気・予防法

食中毒②

今回は、前回の食中毒と前々回の脱水を合わせたようなお話をしようと思います。


暑い日が続いています。
熱中症にならないように「エアコンを使いましょう」「水分を摂取しましょう」とあちらこちらで言われ耳にしない日はないかと思います。もちろん熱中症予防には有効な方法です。

エアコンは惜しまず使ってください。
さて、水分摂取ですがどのようにされているでしょうか?

と言っても、口にしている水分ではなく、口をつけている容器のことです。

コップでしょうか?
ストローでしょうか?
それともペットボトルですか?
そして、飲む時に飲む量を容器に移していますか?
多めに入れて時間をかけて飲んでいますか?

何を使って、どのように飲むかで危険な状態になることは想像できますよね。

まず便利なペットボトルですが、全量を直ぐに飲み切ってしまうのであれば直接口を付けて飲んでも問題はありません。しかし残してしまう場合は、ベッドサイドなどに置いておくと口から移った細菌がペットボトルの中で爆発的に増えてしまいます。特にエサとなる糖分を含んだものではより危険です。

対策は、前回お伝えした通り「①つけない ②増やさない ③やっつける」です。具体的にはこうです。

① 飲み残しそうな場合は、飲める分だけコップに移し替えて飲む
② 開けたら早めに飲み切り、飲み残しは冷蔵庫で保存
③ 早めに飲みきれる小さめのサイズを選ぶ

そして、コップやストローといった容器類も要注意です。

  • 飲み切った後、洗わずに次の飲み物を入れてしまうことは無いですか?
  • ベッドサイドに置いてある空になったコップに注いでいないでしょうか?
  • コップは洗ってもストローはそのままとなっていないでしょうか?

危険なのは想像に難くありません。
意外と盲点なのは、都度水洗いしていても洗い方が十分ではない場合です。

軽く水で濯いだだけでは、乾いた糖分などが洗い流されずに残っていることがあります。また形状によっては簡単に洗い流すことが難しく、パッキン部分やペットボトルのキャップのようなネジ部分、ストローの内側、手では洗いにくい深いものや細いものなども危険です。

そしてもう一つ、キレイに洗ったつもりでも目が悪くて洗い残しがわからない場合です。歳とともに見えにくくなるのは仕方のないこと、でもそのようなことで食中毒になってしまっては困ります。

定期的に交換、煮沸、漂白などで予防するのも良いですが、この機会にご高齢のご両親にもう少し頻回に逢いに行って、手伝ったり見てあげたりするのも良い親孝行ではないかと思いますよ。

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