筋肉の量の減少と増やすための運動方法

年をとると足腰が衰える、というのはよく聞く話です。
足腰が丈夫であるためには、しっかりとした筋肉がついていることが必要です。
今回は筋肉に注目したお話です。
加齢によって、筋肉はどれくらい減るのか
40歳頃から筋肉の量は毎年、体全体の筋肉のうち約1%ずつ減っていくといわれています。
たとえば、体重50kgの成人女性の場合、筋肉の量は体重の30~35%ほどです。仮に30%とすると筋肉の重さ15kgになります。この15kgの筋肉が、何もしないでいると毎年約150gずつ減っていきます。150gというと、鶏もも肉半パックほどの量です。
さらに、75歳以上になると筋肉が減るスピードは早くなります。毎年450g、鶏もも肉1パック以上の筋肉が減っていくといわれています。

筋肉を増やすためには 食事・運動・あと1つは…
筋肉を増やすにはどうしたらよいでしょうか。
1つめはたんぱく質を意識した食事です。
たんぱく質は筋肉を作るもとになります。できれば毎食、握りこぶし1個分のたんぱく質(肉・魚・卵・豆腐など)を摂りましょう。
2つめは運動です。
運動には回数や頻度など、色々な指標がありますが、細かいことを気にしすぎる必要はありません。
大切な3つめは、「続けること」です。
どんな運動でも構いません。毎日続けられるものを行いましょう。何もしなければ鶏もも肉半パックの筋肉が減ると言い聞かせて、始めてみましょう。

続けやすい運動2選
筆者はリハビリの仕事をしています。
その経験から、ご利用者様の中で、続けている方が多い運動を2つご紹介します。
仰向けに寝て片足上げ
仰向けに寝て、片方の膝を曲げ、もう片方の足を膝を伸ばした状態で持ち上げます。
片方10回ずつを目安にしましょう。
寝る前や朝起きた時に行っている方が多い運動です。
高くももを上げて足踏み
立って、または座って行います。
ももを上げて足踏みをします。立つ時は、何かに掴まっても構いません。
まずは10回から始めましょう。
あるご利用者様は掴まる椅子を決めておき、そこを通る時に気が向いたら10回程度行っています。
1日の合計は30回ほどですが、それでも少しずつももを上げるのが楽になってきたそうです。
いかがでしょうか。もっと良い運動を知っているよ、と思った方は、まずはその運動を続けてみましょう。
「継続は力なり」です。1つの運動を続けることで筋肉がつき、体を動かすことが楽になってきますよ!



















