爪水虫の原因と予防・治療方法

手や足の爪全体が白っぽくなったり、爪が分厚くボロボロになったりしていませんか?
もしかするとその症状、爪水虫「爪白癬(つめはくせん)」の症状かもしれません。
高齢者の10人に1人は爪水虫に感染しているといわれています。
爪水虫はなぜ起こるのか?放っておいてはいけない理由とその対策についてお話します。
爪水虫の原因と症状
爪水虫の原因は、「白癬菌」に感染することで起こります。白癬菌は「カビ(真菌)」の一種でさまざまな部位に感染します。皮膚に感染すると強いかゆみを伴いますが、爪に感染すると痛みやかゆみが出にくいのが特徴です。また、白癬菌は高温多湿の環境で増える傾向にあります。洗う機会が多く通気性がいい手よりも、靴下を履いたりして蒸れやすい足のほうが爪水虫に感染するリスクが高まります。
主な症状
-
爪全体が白い(黄色く濁る場合もあり)
-
爪が変形する
-
爪が分厚くなる
-
爪がボロボロになる
よくある感染経路
白癬菌は日常生活のいたるところに存在しています。直接触れるだけでなく、物を介して間接的に触れることでも感染します。
そのため裸足で歩くことの多いプールや銭湯・スリッパの共有・犬や猫などの動物に触れる・自宅でのバスマットやタオルの共有で感染する恐れがあります。
※もしご自身が感染していた場合、放っておくとご家族にも感染が広がる可能性があります。
治療方法
皮膚科を受診し、医師の指示に従ってください。
塗り薬は市販では入手できないことが多く、医師の処方が必要です。医師から処方された塗り薬で改善しますが、完治までに1年かかるともいわれているため、定期的な通院も必要になってきます。
予防方法
洗って清潔に保つ
白癬菌が爪や皮膚についても、すぐに感染するわけではありません。白癬菌が皮膚に入り込んで水虫を発症するまでには、24時間かかるといわれています。24時間以内に足を洗いましょう。
傷をつくらないようにする
傷があると白癬菌に感染しやすくなります。傷がない部位は白癬菌に感染するまでに24時間かかりますが、傷があると12時間ほどで感染する恐れがあるといわれています。保湿を心がけ、ひび割れや傷を防ぎましょう。
筆者はデイサービスや訪問リハビリで働いており、ご利用者様の足の爪が白くなっているのを多くみかけます。爪をみて、「何か違う」と感じることがありましたらすぐに近くの皮膚科へ受診することをおすすめします。



















