コロナウイルス
ニュースではコロナウイルスのことを聞かない日は無いぐらいに頻繁に報道されています。なぜこんなに大騒ぎをしているのでしょうか?現在(2/29)までで報道などで分かっていることから考察してみます。昨年11月ごろ発見、報告され中国の武漢から感染が拡大しています。現在では、ほぼ世界中に感染が拡がっています。感染すると平均で5〜6日後に症状が出ると言われています。症状は、発熱や咳が多く倦怠感や痰、息切れ、喉の痛み、頭痛などです。
感染者の約80%は症状が比較的軽く肺炎の症状が見られないこともある。重症や死亡のリスクが高いのは、高齢者、持病のある人と言われています。重症化しやすい持病とは、循環器疾患、糖尿病、高血圧、慢性の呼吸器疾患、がんと言われています。
気になるところでは報道が始まったころには20%近い致命率でしたが、現在では約1.5%となっています。また重症化しやすい持病があるのは高齢者に多いことから高齢者が高リスクとなっているのではないでしょうか?元気な高齢者であればやはり重症化しないのではないか、しかし本人も気付いていない持病がある可能性もあるため注意は必要かと思われます。
致命率が減少したのは、治療が進んだからではなく医療機関で感染者と認識された人数が増えたことによるもので本来の致命率に近付いていると見た方が良いと思われます。韓国で感染者数が多いのも日本と比べて圧倒的に検査数が多いからです。日本では今後検査できる件数を増やすと言われているため、一気に感染者数が増える可能性があります。もう少し深く推測すると重症化しない人が8割近くいるため、風邪かなと思って医療機関を受診せず自宅で休んでいる人の中にも感染者はいると思われます。北海道で感染者が急増したのも雪まつり後と言うことを考えれば認知されていない感染者がいるのではないでしょうか。
さてどうすれば良いのか。
よく言われている感染症対策をすれば良いと思われます。
○体温測定をする
○人が集まるところを避ける
○手を洗う(特に手を洗うまでは顔に触らない)
○マスクを着用する
○熱があるのに仕事、学校に行くのはもってのほか
などです。
今回コロナウイルスの話題で見えなくなっていますが、インフルエンザは2020年第7週の一週間で37,198人の報告があります。北海道がコロナウイルス同様に増加していることを見ると人の動きに合わせて拡大しているのではないかと推測されます。良い情報としては昨年と比べてインフルエンザは4割ほど少なくなっています。コロナウイルスの影響で個々人が対策したことが関係しているのではないでしょうか。
もう一つお伝えしなければならないこととして、フェイクニュースなど嘘の情報には十分注意してください。トイレットペーパーやティッシュは無くなることはないです。嘘の情報でパニックになってしまうことが危険です。特にSNSでは怪しい情報が多いです。多くの情報源を検索し真偽を確認してください。簡単に「いいね」や「シェア」をして嘘の情報の拡散に加担しないようにしましょう。正しく恐れて正しく行動をしましょう。