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2021年の夏に潜む!食中毒の危険3選

蒸し暑い季節になりました。体調を崩しやすいこの時期に、気を付ける事といえば…
今回は「2021年の夏に潜む!食中毒の危険3選」です。

  1. テイクアウトにご用心
    コロナ禍で、飲食店のテイクアウトが増えました。最近は販売店の対策も進んでいますが、持ち帰る我々の対策も必要です。

    食中毒を起こす細菌の多くは20~50℃で繁殖します。買ったものを保冷剤なしで長く持ち歩くことは避けましょう。冷房が効いた部屋でも、室温は25℃程度です。持ち帰った後にすぐ食べない場合は、冷蔵庫に入れましょう。
  1. その麦茶、大丈夫?
    冷蔵庫に麦茶を作り置きする時の注意点です。
    作り方によって、細菌の発生しやすさは違います。

    〜細菌が発生しにくい順〜
    ①煮出して急冷
    ②水出し
    ③煮出して常温で冷ます

    ③常温で冷ます方法は、常温で置いている間に細菌が増えるためお勧めできません。②水出しの場合は、指定の時間以上に麦茶パックを入れておくのは避けましょう。麦茶にはデンプンが多く、デンプンが多く染み出ると細菌が繁殖しやすいからです。作った麦茶は、長くても3日以内に飲みきりましょう。
  1. アルコール消毒すれば安心!ではありません
    どこでも見かけるようになったアルコール消毒。ですが、過信は禁物です。アルコールに強い細菌やウイルスがいます。例えば冬に流行する、嘔吐などの症状が出るノロウイルス。ノロウイルスは、冬に次いで夏に感染する事例が多いのです。

    流水+石鹸での手洗いが、食中毒防止には有効です。手洗いができない環境では便利なアルコール消毒ですが、使う手が濡れていたり、薬液の量が少ないと効果が不十分となります。乾いた手に使うこと。そして量は、3~4ml(500円玉大)、擦り込んで5~30秒で乾くようだったら適量です。このように正しく使うことで、初めてアルコールは消毒効果を発揮します。

以上、「2021年の夏に潜む!食中毒の危険3選」でした。食中毒を予防して美味しく食べ、夏を乗り切る体力をつけましょう!

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