Focus on the President

社長インタビュー #2

目次
Focus on the President
Focus on the President #2
Focus on the President #3

〜 Focus on the President 〜(ページ2)

コテージ到着から2時間。
夕暮れの訪れとともに空の色もすこしづつオレンジ色に染まってきたようです。

テラスに焚き火を準備して、暖炉に薪をくべ、ランタンに火を灯したら、あっという間にヒュッゲな空間。

さてさて、食事の準備をしながら話の続きをしていきましょう。

< 出 演 >
倉田:more代表取締役(*趣味は植物栽培)
草野・山岸・中川・河辺:moreスタッフの面々(*役職はさまざま)
山梨:パートナー企業デザイナー(*社長の学生時代の先輩でもある)

起業のきっかけ

倉田さんはお姉さまもいらっしゃいますよね?お姉様とは仲が良いのですか?

仲。。。いいと思います。幼い頃はすごくいじめられましたけどね。
子供の素直な心を弄んだ陰湿ないじめでしたね(笑)

姉の友人や親戚が来た時、僕だけわざと仲間外れにされるんですよね。
そういった経験で、皆と仲良くやることを覚えたのかもしれませんね(笑)

爆笑

でも真面目な話、大人になってからは姉に励まされることが多くなりましたね。
起業時も、僕はもともと社長になりたいタイプでもなかったから、周りから勧められて「どうしようか…」と悩んでいる時、昔からの自分を知っていて、介護業界の先輩でもある姉に後押しされたのは大きな自信になりました。

moreを立ち上げる前、倉田さんも介護職として別会社で働かれていたとのことですが。
そこから経営者への経緯と言いますか、なぜ起業に至ったのですか?

起業を意識させられることを言ってくださる人が多かったんですよね。
最初に「会社をやらないの?」と声を掛けてくれたのは、懇意にしてくれていた役所の人なんです。23~24歳の時だったかな。
もちろん「無理です無理です!」って答えていたんですけどね。

そのように言われるまで、起業を意識されたことはなかったんですか?

全くなかったですね。「いやいや、そんなガラじゃないです」って全く気にしていなかったです。
でもmoreを立ち上げるひとつ前の会社に勤めていた時に、社長という存在が近くにあったんですよ。
近くで見ていて社長の仕事が少しずつ見えてきた時に、「あ、自分でやってみたらもっとこんなことができるかも知れない」と思い始めたんです。そういう時に周りからも「やってみたら?」って言ってもらえたりして。
色々なタイミングが揃ったんですよね。結果31歳の時に起業しました。

倉田さんは「介護会社をもっとこうしたい!」と思って起業されたんですか?

勤めていた会社では良い上司にも恵まれ不満はなかったけど、自分の仕事に納得できていなかったんだと思う。

大手と言われる会社には多いと思うけど、上場もしていたから一定の出店計画のもとで凄い勢いで新しい施設を立ち上げるわけ。そういった会社の最前線にいたから、中で働くスタッフとの関わりは「採用面接の時だけ」なんてケースも多くってね。入社スタッフがその後満足に働けているかを細かく把握したり、アフターケアするのは困難な環境だった。

だから自身が起業する際には「人が育ち」「地域に信頼され」「お客様から求められたら」出店をしよう!と決めてました。

おかげさまで創業来スタッフの定着率も高く、業界未経験だったスタッフ達が介護福祉士も取得。頼れる先輩として新人スタッフを育成している姿も日常の風景になりました。

新規出店に関しても、未開拓エリアの取引先の方から「こっちのエリアにも出店してよ!」等うれしいお話をいただくことが本当に増えました。その為の仕掛けや仕組みは、会社に勤めていた時のアイデアがベースにありますし、まだまだ叶えたいアイデアやイメージが沢山あります!

アイデアやイメージといった観点では、スタッフサイドも同じように個々にビジョンを持った人が多い気がします。
moreは流されて働く会社では無いことは確かですね。

そうですね!やりたいことと行動力がある人には良い環境だと思います。

moreのこれから

会社を立ち上げた当時と今とで、moreという会社に倉田君が望むものは変わった?
最初従業員6人の時に、「起業するよ」って僕の所に来た時と従業員100名になった今では見方は変わるのかなと思って。

僕が関わるようになって8〜9年。
介護業界の仕事はmoreだけにしようと思っていたけど、いつの間にか「(株)mer」とか「(株)mais」とか子会社まで立ち上げていて。

(株)more possibility」まで(笑)

そうそう!それで、それも僕がデザインやるの?って。

ハハハ笑

でも振り返ると、理念や会社を作った時からずっと「最終的に皆も社長になっちゃえばいいんだ」って仰っていましたもんね。

そうだね、創業前から子会社を作る話はしていたよね。
前の会社に勤めていた時、出張先でお風呂に浸かりながら「こういう介護会社ができたら働く人はもっと幸せだね!」
って話していたことを、本当に今やっているだけだからね。

福利厚生制度もユニークなものが多いと言われます。
お風呂に浸りながら話していた内容が実現できていたり。
制度の利用頻度の高さからも満足度が高いことが感じられますよね!

これから実現したいことはありますか?

経営者が増えたら良いなって思います。最近は特にその思いが強いですね。

倉田さんのなかで何か変化があったんですか?

人に言われて…ですかね。
長期的に自分が今後どうしていきたいのかを考えていた時、尊敬している人と話をする機会があって。
その時に「倉田君は自分より働く人たちのためにいつも気持ちが向いているんだね」って言われたんです。
そこを起点にして「どうしたらその人たちを幸せにできるんだろう?」って考えていった時、「会社をやりたいって思っている人に、環境を作ってあげることが1番やりたかったことかも知れない」と思ったんですよね。
それを分かりやすく言うと『起業家を増やしたい』ということなんだろうなって思いますね。

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