INTERVIEW

インタビュー

温かさに恩返しがしたかった

  • 介護職員
  • ヘルパーステーション モア世田谷用賀
  • 年齢:20代
2022年 新卒入社

初めは出版業界を見ていましたが、選考が思うように進まなかったので、業界問わず幅広く選考を受けていました。その中で内定を頂いた企業もありましたが、自分の働いている姿が上手く想像できなかったんです。

“私が本当にやりたいことは何だろう?”と考えた時、いつも支えてくれる祖母の顔が浮かんで、人の人生に寄り添った仕事をしたいと思ってmoreに連絡をしました。

就活を始めたばかりの頃に説明会を受けたきりだったのですが、もっと more を知りたくて、改めて説明会や体験の場を設けていただきました。体験でスタッフやご利用者様が温かく接してくださって、ここなら安心して楽しく働けるし、私もこの温かさに恩返しが出来るようなスタッフになりたいと思って入社を決めました。

「温故知新」をテーマに、課題解決能力を養う宿泊研修でした。「過疎化が進んでいる清川村の村おこし」が課題で、新入社員で協力しながら村について調べて解決策を練り、最終日に発表しました。

それと、古民家カフェでお料理も学びました。みんなで3時間くらいかけて作った夕食は、苦労した甲斐あって凄く美味しかったです。体験を通して、同期の絆も深まりました。

私は訪問介護の事業所に配属だったので、まずは初任者研修を受けました。週4日は初任者研修、残りの1日は先輩社員の方と一緒に現場に同行、というサイクルでした。

最初は現場に1人で行くことが凄く不安だったので、暫くの間は同行でした。4月に入社して、実際に1人で現場に行ったのは7月くらいだったと思います。

じっくりと研修を受けて不安を解消した上で、安心して独り立ち出来る環境でした。

現在(*インタビュー時)は訪問介護とデイサービスを兼務しているのですが、どちらも限られた時間の中でご利用者様と過ごす点では共通なんです。

その中で、ご利用者様と深く関われるきっかけ作りを大切にしていますね。

人と人が仲良くなれるきっかけは、共通点があることが大きいかなと思っていて。出身地や誕生日、趣味…沢山会話の引き出しを持っておけば、相手との共通点が見つかるので関係も深まります。

エピソードは沢山あるのですが…
入社前の体験の時から知っているご利用者様がいらっしゃるんです。訪問スタッフ用のスリッパを、毎回玄関に用意してくださるような優しい方で。以前入院されていたことがあって、退院後初めての担当が私だったのですが「また三好さんに会えて凄く嬉しい、moreの方と関われるのが嬉しい」と涙ながらに言っていただいた時は、私も一緒に泣いてしまうくらい嬉しかったです。

社内報制作とInstagram運営の社内プロジェクトに参加しています。

大学で出版系の勉強をしていたので、制作やデザインに関心があったのと、同じ事業所の方がプロジェクト作業されているのを見て楽しそうだったので参加を決めました。

万人に見てもらえるような企画やデザインを試行錯誤しながら作り上げることは大変ですが、やりがいがあります。

やっぱり「人」です。

仕事の悩みはもちろん、プライベートの悩みにも寄り添ってくれる人が多いです。一人暮らしする時に、物件探しも手伝ってくれたり。貯金に困っている話をしたら、先輩が休日なのに私にお米を届けに事業所まで来てくださったこともありました(笑)

家族のように温かくて素敵な人ばかりなので、ちょっとしたことでも相談しやすい環境なのかなと思います。

入社してから1年半しか経っていないし、やりたいこともまだ沢山残っているので心配してくださる声が多かったのですが、最終的には背中を押してくれました。

私自身も自分の選択に自信はなかったのですが、家族に対する気持ちを優先してこの決断をしました。more と関わりがなくなるのは辛いなと感じていましたが、リモートなどで今後もお話しできたらという提案もしてくださって嬉しかったです。

この先どうなっていくのか不安はありますが、これからもmoreという存在は私にとって大切なものです。

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