インタビュー

働く場所として、なぜ介護職（more）を選んだのか

一番の理由は介護云々よりも、子供が学校帰りに遊びに来られる会社、ということでした。母が亡くなり、それまでの仕事を辞め主婦業に専念していました。子供が小学校にあがるタイミングで「自分もやっぱり何か仕事をしたいな」と思っていたんです。
そんな時に、近所にあるmoreの「畑」*でスタッフ募集のポスターを見たんです。

＊通所介護事業所「デイ・ホーム モア世田谷瀬田」施設内にあり、ご利用者様が農作物の収穫体験をおこなえる畑

通所介護（以下、デイサービス）というお仕事が何かも知りませんでしたが、「経験が無くても大丈夫」ということだったので、やってみようかなと思ったのがきっかけです。

当時、自宅から職場までが3分だったので、朝の登校時は途中まで子供と一緒に行って、学校帰りには子供がデイサービスの職場に来て宿題をやったり、ご利用者様に遊んでもらったりしていました。なので「介護をお仕事にする」というよりは「moreに入る」という感覚でした。

約10年、介護職を続けられている理由は？

とにかく楽しくてしょうがないんです。
人と仕事が好きなんです。

関わるご利用者様たちは、この仕事をしていなければ一生出会えなかった人生の先輩たちです。そこには本当にさまざまなバックグラウンドがあって、それぞれにかけがえのない人生を歩んでこられていらっしゃる。そんなノンフィクションのストーリーを間近に感じられるところが、私にとって貴重な瞬間なんです。

もちろん一緒に働くmoreの仲間たちも大好きです。

今後の目標は？

moreで還暦のお祝いをしてもらうこと、です笑
仕事の面では、頼りにしてもらえる存在になりたいと思っています。次のステップというと「ケアマネージャーですか？」とか言われたりしますけど、介護以外の資格も何か取れたらいいなと考えています。

事業所を異動されて（デイサービス→訪問介護）変わった事は？

私の中ではすごく変わったとは思っていないです。
デイサービスでは基本的に施設内でご利用者様との関わりに終始するのがほとんどですけれど、訪問介護になるとご家族様もいらっしゃいます。
今までは送迎業務でお玄関先の会話だけしかしたことがなかったところが、お家の中まで入らせていただくことで、もっと深いお話も聞けるようになって、ご家族様とより“近くなった”と思います。それが大きな違いですね。

同年代の方で介護職にチャレンジしたいと思っている方へアドバイス

お仕事をしていくうえで、体力的な部分は若いスタッフには敵いません。
でも私たちにはこれまで培ってきた社会経験があります。それは皆さんの大きな強みだと思います。
“子育てをして主婦しかやってこなかったから、、、”という人にこそ介護職は向いていると私は思うんです。
絶対にできることがあるから、ぜひ一歩を踏み出してみてください。

moreに入ろうと考えている方にアドバイスを

すごく大切にしてもらえる会社です。
常に一人ひとりのことを考えて働きやすいように提案してくれるし、実際にそのようにやってくれるんです。
社員を使い捨てにする会社も世の中にはありますけど、moreは絶対にそんなことが無いので、そこは声を大にして言いたいです。